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名前

菱田 憲輔(ヒシダ ケンスケ、hishida kensuke)

 


経歴

 

1999年~2002年 京都市立堀川高等学校 自然探究科

2003年~2007年 京都大学 地球工学科

2007年~2009年 京都大学大学院 工学研究科 都市社会工学専攻

――現在――

㈱日本航空インターナショナル
㈱JALナビア 旅行会社サポートセンター 国際運賃・発券グループ(出向)


【卒業研究】
”マイレージシステム”の経済便益評価及び分析

企業競争の中で、差別化戦略として開発され、さまざまな産業分野で利用されているマイレージ制度。その「消費者の囲い込み効果」「新規企業への参入障壁としての効果」など企業の市場競争力や消費者への影響を、、期待効用理論、リアルオプションアプローチ、などを用いてさまざまな視点から理論的に評価・分析を行っている。

 

【研究概要】

”予約システム”の経済便益評価及び分析

サービス・商品の供給に限界がある場合には、予約するという行動により供給を受ける時点での優先オプションを獲得することになる。一方で、予約するという行動により、供給を受ける時点でキャンセルする場合キャンセル料金を支払う義務が発生する。さらに,予約システムにはサービスを利用することにより獲得する効用の期待値の大きいタイプの家計のみが予約するというメカニズムを通じて,家計のタイプを顕示させる機能が存在する(顕示メカニズム).これらの予約システムに存在する特性をモデル化し、企業・家計双方に与える影響を、期待効用理論、リアルオプションアプローチ、ゲーム理論などを用いてさまざまな視点から理論的に評価・分析を行っている。

”技術的陳腐化を考慮した大規模情報システムの最適更新戦略”

大規模情報システムの更新戦略を検討する場合、技術革新の結果として生じるシステムの陳腐化を考慮することが必要となる。大規模情報システムは、基盤システムと複数のサブシステムで構成される。さらに、サブシステム技術実用化タイミングに不確実性が存在すると考える。このようなシステム環境では、更新時点を遅らせることにより発生する情報オプションと、将来の拡張可能性を担保することによる拡張オプションが存在する。本研究では、期待純便益を最大にするように、システムの更新時点とサブシステムのメニューを決定するような最適システム更新モデルを提案し、システム更新のリアルオプション価値を計測する。さらに、交通管制情報システムの更新問題を対象として、本モデルの有効性を検証する。

 

 

 


研究活動

 

1、研究調査 in Korea(2007年8月26日~9月12日)

・「韓国におけるasset manegement の現状」「45フィートコンテナへの標準化」についての調査

韓国における交通関連SOC投資の現況

○韓国におけるインフラ管理の現況

韓国におけるインフラ資産管理の問題点

・研究発表「予約システムの経済便益評価」 in English

発表資料(english)、発表資料(japanese)


2、研究発表 in Hiroshima(2007年9月14日)

・研究発表「マイレージシステムの導入が家計に及ぼす影響に関する一考察」


3、ミクロ経済学ゼミ発表

・Microeconomic Analysis(Varian) [第8章 選択 (Choice)]

発表資料1発表資料2(2007年9月20日)

発表資料3(2007年10月4日)


4、研究報告ゼミ

・研究ゼミ(2007年12月22日)

○題目「予約システムの経済便益評価(独占市場モデル)」

・研究ゼミ(2008年2月13日)

○題目「予約システムの経済便益評価(寡占市場への拡張)」

・研究ゼミ(2008年5月13日)

○題目「予約システムの経済便益評価」  

・研究ゼミ(2008年7月3日)

○題目「料金設定メカニズムと予約システム」

・研究ゼミ(2008年9月1日)

○題目「複数料金メニューを考慮した予約システムの経済便益評価」

・研究ゼミ(2008年10月9日)

○題目「関連論文のレビュー(価格差別化)」


5、NEXCO中日本 施設整備業務の効率的遂行に関する検討委員会(終了)

・検討委員会 in 新横浜(2007年11月28日)

・検討委員会 in 新横浜(2008年2月28日)

○中間報告「技術的陳腐化を考慮した大規模情報システムの最適更新戦略」

・検討委員会 in 新横浜(2008年5月23日)
○数値計算結果の報告(プログラム[Fortran]


6、研究活動 in Vietnam(2008年9月17日~9月24日)  
1, Joint summer training course of road infrastracture asset (2008年9月18日~9月20日)  
2, The international seminar on asset management of developing world (2008年9月21日~9月22日午前) 
3, Joint summer training course of transportaion planning (2008年9月22日午後~9月23日) 
○研究発表「日本の交通料金システム」  →PPT資料(PDF形式)発表原稿

 

 

 


資格・その他

 

・教育コーチング 中級

・技術士補(建設部門)

・TOEIC 【700】(2008年5月25日)

・初級システムアドミニストレーター(2008年11月13日)

 


卒業論文

 

・マイレージシステムの経済便益評価

 


修士論文

 

・通時的料金の差別化を考慮した予約システムの経済便益評価(HUME賞受賞/発表資料

 


論文(査読済み)

 

予約システムの経済便益評価(2008年)

技術的陳腐化を考慮した大規模情報システムの最適更新戦略(2009年)
・差別化事前料金システムの経済便益評価(2009年)


関連プロジェクト

 

交通経営マネジメント研究会

・NEXCO中日本 施設整備業務の効率的遂行に関する検討委員会(2007年~2008年5月)

 


メールアドレス

 

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最終更新日 2013年3月07日(木曜)14:55

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