2014年7月5日,南京大学国土资源与旅游学系との共同研究の一環として,国際会議"2nd Sino-Japan Seminar on Integrated Land Use – Transport - Environment Planning and Modeling"を開催しました. 南京市をはじめとした中国長江流域の地域における土地利用や人口変化に対応した低炭素都市政策の現状について相互理解を深めると共に,政策分析ツールとしての土地利用・交通・環境統合モデル構築について議論を行うことを目的として開催されました.午前中のキーノートセッションでは,小林潔司経営研究センター長から土地利用・交通モデルの歴史的進展と今後の展望について,南京市都市交通計画研究所の楊涛教授から南京都市域における土地利用交通計画の現状について,それぞれ講演がありました.その後,松島格也准教授,博士課程の張潤森さんを含む,日中双方から6名の若手研究者による研究発表が行われました.土地利用や人口変化の現状と課題についてや土地利用・交通政策を分析するモデル構築の方法論などについて活発な議論が交わされました.
南京大学の報告記事はこちら(中国語),経営管理大学院の報告記事はこちら
最終更新日 2014年5月23日(金曜)15:52